
社内表彰(グローバルアワード用)トロフィー
概要
株式会社島津製作所様にて、功績のあった社員の表彰時に授与されるトロフィーの製作にあたり、大入百太郎が企画提案、制作プロデュースの一翼を担いました。
「島津の森」のように、多様な社員の”夢”が集まり、励まし合うことによって、企業価値を向上し続けたい、という島津様の想いを受けて、「多様性」と「森と樹木」にフォーカス、加えて島津創業の地である京都の伝統技法を取り入れて各賞変化のあるトロフィーの森を提案しました。
ガラス部分に各賞の名称が表記され、 ベース部分は螺鈿、北山杉、西陣織、焼箔、和紙などの伝統工芸や素材を用いて製作しています。各部門や個人が何度も表彰を受け、島津の森のように多様なトロフィーの森が育っていくことをイメージしています。
このトロフィーの組み立ては簡単に見えて、ガラス部分とベース部分の嵌合部には手作りならではの誤差があり、緩いもの、きついもの、すぐ外れてしまうものなど一筋縄ではいきません。
さまざまな素材の特性から各伝統工芸の肝となる技術に至るまで知悉している大入百太郎だからこそ、多種多様な異素材を生かしたトロフィーを作り上げることができたのです。
・単に制作プロデュースだけではなく、アイデア・企画提案から行った
Point
・単に制作プロデュースだけではなく、アイデア・企画提案から行った
・島津社内のいろいろな場面で「多様性」といいキーワードが出てくる
・伝統技法を取り入れたのは、島津創業の地=京都=総合的伝統技法の地
・単年度の社内イベントで終わるのではなく、次年度も欲しくなる、また飾っていただけるものにしたい
